読み散らかしたら片付ける。

Kindle Unlimitedの本棚

『眼力王』平井一郎(ぶんか社)



ご無沙汰しております。
本日もやっていきましょう。

眼力王 (1) (ぶんか社コミックス)

眼力王 (1) (ぶんか社コミックス)

 
眼力王 (2) (ぶんか社コミックス)

眼力王 (2) (ぶんか社コミックス)

 

かつて『サスペンス&ホラー』 という漫画雑誌があった。
名だたる作家陣のなかひとり異彩を放っていたのがこの平井一郎、
雑誌掲載時の短編は別の本にまとまっているので割愛。

平井一郎傑作集 (1) 京介くん (ぶんか社コミックス)

平井一郎傑作集 (1) 京介くん (ぶんか社コミックス)

 

いい絵だ……。 

今回は『眼力王』なるギャグコメディー(って書籍紹介に書いてある)をぱぱっと簡単に書きます。
主人公の眼力王は眼力(めぢから)が超強い。
どれくらい強いかというと見つめたものを燃やしてしまうくらいに強い。

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その眼力のため、彼は怪盗として生計を立てているのだ。
この感じ、乱歩っぽくて大変イイですよねぇ……←同意を求めています
トンデモなんだけどある種理屈は通っててカッコいい。

主張したいのはとにかく表紙の一枚絵が粋で最高ということ。
作家コメントで「力みのあるオリエンタリズム…」とあったけどまさにその通り、
基本的にキャラが見得を切っているのと、構図がオシャレ。

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ストーリーはざっくりいうと、
眼力のせいで女性と目を合わせられない=お付き合いできないキングが
宝石を盗んだり眼力を抑えようと躍起になったり宝石を盗んだりする感じ。
いつか現れるお姫様のために至高の宝石を盗む日々なのだ。

も〜出てくる女性が基本的に色っぽくてたまらん。

f:id:ao_grgr:20190408093024j:plain鏡地獄でお茶をしばこうとする女性。

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ひる喰入眼差し(喰ひ入る眼差し)
たまにこういう古典的仮名遣いが入るのがまたたまらんのだよな。

怪盗ですし、ライバルも登場します。
音楽でひとを操ることができる、その名も音楽王(おんがくおう)。
そのまんまじゃねーか。眼力とかかってるわけでもないし。

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基本的にメチャクチャ仲がいいです。
あと音楽王は顔がいい。

従兄弟に文豪もいます! どっかで見たことあるような!

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太宰川治之介さんです。恥を知れ!

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恥を知れ!!!!!(二度目)

おっと取り乱してしまいました。
こんな感じで小ネタ多めの、がんばれ眼力王!といった感じのギャグ漫画です。
力みのあるオリエンタリズムに飢えている方はぜひ読みましょうね。

▽ ちなみに鏡地獄ネタはまだあります。

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さあみんなで読もう!

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本当に絵がいい漫画なので、いつもより画像多めの感じになってしまいました。

最後に、盗みはよくないとだけ書いておきましょうかね。